大学院について

 Babel University Professional School of Translation とは
 BUPST とは

バベル翻訳専門職大学院(USA)は、バベルグループの教育機関として、(株)バベルが1974年に日本においてスタートした翻訳教育機関です。バベル翻訳専門職大学院(USA)には、以下、2つの翻訳コースがあります。

[1]  バベル翻訳専門職大学院(USA) (本サイト)

米国翻訳修士号を取得するインターネット翻訳大学院。多くの科目を履修するトータルプログラム。

[2]   バベル科目履修コース >> 専用サイトへ

通信・通学講座を一講座ずつ受講するコース。目的に合う科目を選んで受講します。

その他、

などを運営しています。

また、バベルグループには、翻訳会社の「バベルトランスメディアセンター(TMC)」、人材派遣・人材紹介の「バベルスタッフ株式会社」、翻訳出版や学習書出版の「バベルプレス」、本の翻訳権を売買するためのプレスリリースサイト「Books and Rights Marketplace」などがあります。

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 教育品質の認証 DEACのアクレディテーション
 DEACのアクレディテーション

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バベル翻訳専門職大学院(USA)は、1926年にワシントンD.C.で設立されたアメリカ最大手のアクレディテーション団体であるDEAC ( The Distance Education Accrediting Commission )から2002年1月に認証を受けています。

DEACは、アメリカ合衆国教育省、the U.S. Department of Education (USDE) と高等教育認証機関であるthe Council for Higher Education Accreditation (CHEA)より認可を受けた認証機関です。

 Master of Science in Translation (MST)について
 Master of Science in Translation について

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~ 既成概念からの脱却、翻訳を科学に ~

翻訳ビジネスの修士号MSTは翻訳ビジネスのMBAです。   >>詳細はこちら

 STRATEGIC PARTNERS (SPS)
 STRATEGIC PARTNERS (SPS)

バベル翻訳専門職大学院(USA)のStrategic Partnersとは、当大学院のミッションに共感いただき、翻訳者の育成、翻訳技術の開発、翻訳ビジネスの質量両面での成長、ひいては翻訳文化の発展を志とするものの集まりです。  >>バベル翻訳専門職大学院(USA)のミッションはこちら

以下がバベル翻訳専門職大学院(USA)のSTRATEGIC PARTNERSです。

一般社団法人 日本翻訳協会

一般社団法人 日本翻訳協会

SDL Trados

SDL Trados

MEMSOURCE

MEMSOURCE

 会社概要・沿革
 会社概要・沿革

会社名 株式会社バベル
設立 1977年3月
設立地 東京都
所在地 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-18 ルジェンテ吉祥寺1F
    〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-5 アークヒルズ・エグゼクティブタワー102
代表者 湯浅美代子(YUASA Miyoko)

会社名 BABEL Corporation
設立 1996年7月
設立地 米国カリフォルニア州サンフランシスコ
所在地 1833 Kalakaua Avenue ♯208 PBN Bldg, Honolulu, Hawaii 96815, U.S.A.
日本オフィス 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-18
代表者 堀田都茂樹(HOTTA Tomoki)
DEAC ( The Distance Education Accrediting Commission )会員
アメリカ翻訳者協会 (American Translators Association) 会員
ハワイ日米協会 (Japan-America Society of Hawaii )会員
ホノルル日本商工会議所 (Honolulu Japanese Chamber of Commerce) 会員
ハワイ州高等教育機関認可プログラム(Hawaii Post-secondary Education Authorization Program/HPEAP)会員

>>バベルグループ沿革はこちら

 キャンパス所在地
 キャンパス所在地

ホノルルオフィス(Administration Office)
Pacific Business News Bldg.♯208, 1833 Kalakaua Avenue, Honolulu, Hawaii 96815, U.S.A.
TEL:808-946-3773/FAX:808-946-3993

東京オフィス
kichij_ent〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町
2-13-18 ルジェンテ吉祥寺1F
TEL:0422-45-0139/FAX:0422-24-8932

※JR線・京王井の頭線 吉祥寺駅公園口(南口) 徒歩3分

大阪オフィス

〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1-20-19 新大阪ヒカリビル602
TEL:06-6325-1773/FAX:06-6325-1774

 From the Chancellor
 From the Chancellor

何故、バベル翻訳大学院を開校したのか

湯浅 美代子

Chancellor
湯浅 美代子

皆さまこんにちは。バベル翻訳大学院の湯浅でございます。

今日は、私どもがバベル翻訳大学院の開校の理由、そして、何故、インターネットの翻訳大学院なのか、ということについてお話をしたいと思います。

私どもバベルは、1974年、日本で翻訳の通信教育をスタートしたのが始まりです。その当時、翻訳についての学術的な研究というものはほとんどありませんでしたし、翻訳の技法を学ぶ、といってもそれはほとんどが翻訳者のそれぞれの体験の中で教えられてきた、という状態でした。

そこで私は、一般の多くの人たちに通信教育で学んでいただくということを考えると、誰もがいつでも安定した翻訳をすることができる翻訳の技法、技術が必要だし、また学習の方法についても、できる人とできない人があまりに差ができるのではなく、誰もがいつでも、どこでも学べるような、学びやすい学習の方法も含めて、開発したいと思い研究してきました。

The Profesional Translator

そのなかで、まず、翻訳の世界という月刊誌を発行することにしました。1976年11月号を創刊し、30年以上続きましたので、この翻訳の世界をお読みになった方もたくさんおいでになるかと思いますが、現在では紙の本からデジタルWebマガジン、『The Profesional Translator』というタイトルで毎月2回配信をしています。

このように1974年以降の日本と世界の動きの中で、翻訳の研究をずっと一筋にしてきたのがバベルの歴史です。それでは、どうして翻訳大学院を作ろうと思ったのか、ということですが、1980年代から’90年の初めころまでは、ワープロからワープロ通信、そしてインターネットがまだ出る直前の時代だったのですが、1994年に商用インターネットが使えるようになったというニュースが飛び込んできました。

それまでは教材を読み、郵便でのやり取りによって、通信教育を受けるような形だったのですが、それがインターネットになれば、世界中、一瞬にして通信ができ、学べるというビジョンが私の中に入ってきました。これは素晴らしい!!ことになる、と1994年のこの出来事は今もこうして皆さんにお話しするくらいですので、私に衝撃を与えたということなのです。

ところで、翻訳というのは皆さんすでにご存じのとおり、私の前に翻訳書が並んでいますけれども、多くの方は書店で翻訳書、それを和書として、またはその国の人はその国の本として翻訳されたものを読むことができます。つまり翻訳書があることによって世界中の様々な情報、技術情報、叡智を自分の国の言語で、自分のいるところにいながらにして情報を得ることができます。

そういう意味でこの翻訳とは非常にグローバルな、世界的な調和や通信、コミュニケーションをスムーズにしていく、とても大事な働きと言えますが、それとインターネットがつながったということになります。それまでの紙と鉛筆の世界がワープロに変わり、ワープロのデータをフロッピーディスクで、ワープロ通信ですのでなかなか通信環境も整っていなかったという時代だったと思いますが、この商用インターネットが世界的規模で一般の民間に開放されたことで、世界のビジネスも様変わりしました。

ところで、この翻訳という作業、翻訳の仕事というのは専業の翻訳者の方たちだけの専売特許ではありません。あなたもそうですし、私たちも、インターネットのホームページを覗くと多言語の世界が広がっています。このことが知りたいと思い、検索をして情報がでてきても、その言語がわからないとなかなか意味が理解できませんし、使いこなすことができません。

他にも今の時代は、ほとんどの企業がグローバル展開する時代になりましたので、翻訳という専門業の方でなくても英語で書かれた契約書や、英文のメール、または中国との取引では中国語、スペインとはスペイン語でなど必要ですね。しかし、ほとんどビジネスにおいて英語というのは、言ってみれば共通の言語となっています。普段のビジネス、それから生活の中でも、このように世界を感じながら生きていく時代になりましたが、これは何によってもたらされたのかを考えますと、インターネットの普及、発達、そしてPCの発達によってとなります。こんな言い方をするのも、もう古いくらいですね。今はiPadがいろんな形で私たちの生活の中に、またビジネスの中にも入りこんできました。

こういった世界的なコミュニケーションを担っていく役割を、翻訳専門職という専業の技術、専門職レヴェルとして高めていこうと、そして翻訳を学ぶことや、翻訳業は、世界中どこでも誰もができるのかというと、まだ十分ではないところもありますので、世界中どこからでも学べる、翻訳専門職の養成をしたいと思ったのです。

そういうことで、この翻訳大学院に、学んでいらっしゃる方たちが言われることは、翻訳を体系的に学ぶことができる、そして技術を学ぶだけでなく、修士号を取得することで自分の技術の裏付けをしっかり身に付けることができ、その後の自分の目標とした職業、または人生をしっかりと築いていくことができる、ということなのです。

私どもが1974年にスタートした時には、日本国内が中心だったわけです。しかし、現在ではハワイにインターネットの翻訳専門職大学院を開き、そして米国のDETC (The Distance Education and Training Council 1926年設立) という専門機関から認証を受けて、ただ単に修士号を取得できるということだけではなく、認証を受けた修士号を取得できるということで、世界中から受講生が集まってきています。

集まってきているといっても皆さんは世界各地に在宅のままで、この最先端の翻訳学習を受けることができるので、働きながら、またはいろいろな方々の生活の条件を維持しながら、大学院の翻訳専門職の資格<MST>を取得出来るのです。

この大学院で学ぶ中で、自分が何のために翻訳を学ぼうとしているのだろうか、そして翻訳に自分が関わりあうのは何のためだろうか、といったように自分の本来の生き方、そこへも大きな気づきをもつ、という方もたくさん出ておられます。この翻訳技術を習得し、そして修士となったことで、今までの働き方が変わったというような方もたくさん出ています。

皆さんも、もしご興味がありましたら、自分は何のために翻訳をしたいと思うのか、何故翻訳に惹かれたのか、をお考えになってみてください。そしてもし、ぜひやってみたいと思いになりましたら、私どものところへおいでになって、世界の皆さんとご一緒に学んでいかれたらいかがでしょうか。

今日は、バベル翻訳大学院のスタートについて、お話をさせていただきました。ご清聴ありがとうございました。

バベル翻訳大学院(USA)湯浅学長メッセージ

>>Part2 『バベル翻訳大学院のミッション ~ 活動の目的について』

 MISSION STATEMENT
 MISSION STATEMENT

Mission
The mission of the Babel University Professional School of Translation is to educate and train students in translation knowledge and skills by providing a quality distance education program to students so as to contribute to the globalization of the world.

Goals
In order to achieve the mission stated above, Babel University Professional School of Translation aims at the following goals through distance learning:
(1) To have its students master sufficient translation skills;
(2) To have its students obtain the latest knowledge of translation;
(3) To have its students familiarize themselves with the latest theories of translation;
(4) To have its students acquire skills of manipulating information technology hardware and software for translation;
(5) To have its students become independent as translators; and
(6) To have its professors, instructors, and students promote research and studies on translation in both academic and practical aspects.

Objectives
In order to accomplish the goals stated above, the Babel University Professional School of Translation provides its students with the following knowledge and skills of translation through distance learning:
(1) Essential knowledge required for professional translators who have studied foreign languages at a college or a university in the abilities of (a) language conversion, (b) inter-cultural understandings, and (c) expertise;
(2) Training that will enable the students to acquire high levels of skills in the areas required for professional translators, of (a) accurate and precise understanding of the source language, (b) efficient and prompt language conversion, and (c) fast and precise writing in the target language;
(3) Training that will enable the students to acquire high levels of skills in the areas required for modern professional translators, of (a) the ability to operate a computer, (b) the ability to utilize the Internet, and (c) the ability to conduct multi-lingual web searches;
(4) Opportunities to gain sufficient levels of expertise in (a) coordination, (b) collaboration, and (c) management of translation works to execute collaborative translation projects;
(5) Opportunities to gain sufficient levels of expertise in management of the translation business; and
(6) Continuing education opportunities to practice as professional translators who provide society with their services.

 Message from ‘ The Professional Translator ‘
 Message from The Professional Translator

翻訳者の資格が問われる時代に突入!!

バベル翻訳専門職大学院(USA) 副学長 堀田 都茂樹

翻訳の国際規格が昨年4月、日本でスタート!

EU発の翻訳の国際規格、ISO17100が2015年4月に日本でも発行されました。これまでISO(国際標準化機構、本部ジュネーブ)は様々な国際技術規格を世界標準とすべく、規格を策定、世界に普及させようとしてきました。

以下に翻訳関連する規格を列挙しましょう。

・ISO 9001:2008
文書化プロセスと手順に適用される規格。
・ISO 27001:2005
文書化された情報セキュリティマネジメントシステムの構築、導入、運用、監視、維持、改善のための要件を規定する規格。
・EN 15038:2006
欧州標準化委員会によってヨーロッパの翻訳/ローカリゼーション専用に作られた品質規格。
・ISO 13485:2003
ISO 9001を基にした規格で、医療機器と関連サービスの設計、開発、製造、設置に焦点を置いた規格。
・ISO 14971:2007
医療機器の翻訳サービス全体を通してリスク管理のあらゆる側面が考慮されていることを確認するプロセスを提供する規格。(ISO 13485を補完するもの)

その内に、TC(Technical Committee)37という言語、内容及び情報資産の標準化をめざす専門委員会が設置され、その下にはいくつものSC(Sub Committee)が設置されています。この17100もこの中で検討され、ISO17100( Requirements for translation Services)は
翻訳の国際規格として昨年誕生しました。

私は日本翻訳協会の一員としてこのISO17100DISの検討プロジェクトに参画してきました。

日本はとかくこのようなルール創りには蚊帳の外に置かれがちですが、我々翻訳者ひとりひとりの課題としても正面から向き合う時が来たように思います。

これが、我々バベルグループが40余年にわたり独自に追求してきた、‘ 翻訳のプロフェショナリズム ’を確立することでもあるからです。

また、私が関わっている日本翻訳協会において一昨年スタートした『JTA公認 翻訳プロジェクト・マネージャー資格試験』についても、このISO17100に準拠し、それを越える(翻訳品質のみならず、ビジネスとしての健全性を含む)資格としてスタートしました。
http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam_tpm.html

この業界で長い方はご承知かと思いますが、ISO9001という品質マネージメント規格は、ローカリゼーション翻訳の世界では、国際規格として採用され、翻訳会社( Translation Service Provider) によってはこの認証を取得して、クライアントにたいする営業のブランド力としていました。しかし、その後、翻訳の業界にはそぐわないとして欧州規格EN15038が創られ、これが次第に浸透するようになりました。そこでISOはこのEN15038をベースとして、ISO17100の開発に踏み切ったという訳です。

このISO17100は、‘翻訳のプロフェショナリズム’の確立という意味でも大事な視点を含んでいます。

まず注目すべきは、このISO17100は翻訳会社のみならず、クライアント、その他のステークホールダーを巻き込んだ規格であるということです。

また、この規格では翻訳者の資格(Qualification of Translators)、そしてチェッカー、リバイザーの資格を明確にしようとしていることです。すなわち、翻訳者を社会にどう認知させるかという視点をベースにもっているということです。

 

翻訳者の資格(Qualification of Translators)
(1) 翻訳の学位
(2) 翻訳以外の学位+実務経験2年
(3) 実務経験5年
(4) 政府認定の資格を有する
のいずれかが必要と謳っていました。

しかし、最終的には「(4) 政府認定の資格を有する」は訳あって外れました。
また、実務経験何年というのが曲者でどのようにはかるのでしょうか。

また、翻訳プロセスについても
Translate
⇒ Check
⇒ Revise
⇒ Review
⇒ Proofread
⇒ Final Verification
とその品質確保の要求プロセスを規定しています。
*Reviewはオプション

これらの要求項目は、まさに業界とそれを取り巻くクライアント、エンドユーザーが一体と
ならないと達成できないことです。翻訳の品質を一定に保つためにはこれらの視点、プロセスが必要であることをクライアントが納得していただけなければならないわけで、それがなければ翻訳業界の発展も見込めないわけです。

私は、2000年、米国に翻訳専門職大学院( Babel University Professional School of Translation)を設立しAccreditationを取得するために、米国教育省が認定している教育品質認証団体、DEAC( Distance Education Accrediting Commission)のメンバー校になるべく交渉をした経験があります。

このAccreditationを取得するプロセスでは、約3年の年月と、1,000ページに及ぶ、Educational StandardsとBusiness Standards遵守の資料の作成が要求されました。
その後、これらの資料に基づき、監査チーム(5名)を米国事務所に迎え、プレゼンテーションをし、査問、監査を受けるわけですが、こうしたルールにどう準拠するかのやり取りは、嫌というほど経験しています。

自分で選択したとは言え、その経験があるがゆえに、既に作られたルールに意図に反して従わざるを得ない無念さを痛感していました。翻訳の教育はこうなんだ、他の学科を教えるのとはこう違うのだといっても、所詮、ヨーロッパ系言語間のより容易な‘翻訳’を‘翻訳’と考えている彼らには、その意味が通じず、いつも隔靴掻痒の思いがありました。

従って、ルールメーキングの段階からこの種のプロジェクトに関わる必要性を痛切に感じてきました。

ISOに指摘される以前に、私の持論としては‘ 翻訳者は翻訳専門の修士以上の教育プログラムを修めるべき’ と考えています。翻訳は専門と言語力の統合があってこそ可能、すなわち、大学院レベルの教育であってしかるべきと考えています。

ということで、時代は動いています。ISOが一番に指摘しているように、翻訳者は少なくとも翻訳のディグリー、できれば修士号を持ちたいものです。

 

それこそが、翻訳業界の発展、‘翻訳のプロフェショナリズム’の確立でもあるからです。

以上

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