『CATツール活用のすすめ -グローバル翻訳マーケットの必須スキル-』

米国翻訳専門職大学院(USA)副学長 堀田都茂樹

本誌の連載記事「グローバル翻訳市場の実情」でも述べられている通り、グローバル翻訳マーケットでは、CATツールの使用が翻訳の仕事の発注条件となることが少なくありません。
CATとは、Computer Assisted Translation (またはComputer Aided Translation)の略で、コンピューターを利用して生産性を向上させる翻訳技術の総称です。使用するソフトウエアは翻訳支援ツールといわれ、代表的なものにSDL Trados、Wordfast、OmegaTなどがあります。
1990年代頃から翻訳の生産性向上のためにコンピューターが活用されてきましたが、元々ローカリゼーション(ローカライズ)といわれるIT系翻訳に限られていた技術でした。
しかし、今ではIT系翻訳以外のビジネス翻訳にもローカリゼーションのプロセスが導入されています。
特に、日本国外のクライアントではCATツールの使用が当たり前とされているため、世界中の翻訳会社を相手にプロの翻訳者として活躍していくためには必須のスキルなのです。

バベル翻訳大学院(USA)では、2015年よりIT Competenceの充実を図ります。
その第一弾として開講するのが今回ご紹介する「CATツール活用のための翻訳テクニック – 実務トライアルコース」です。
このコースでは、事前知識のない方にもわかりやすいように、ローカリゼーションの定義やローカリゼーション全体の作業フローの説明から始まります。その後、翻訳の基礎表現技法や分野別の演習などに進みますが、その都度理解度チェックを繰り返しながら進めますので、コース終了時には満遍なくコース内容を理解できる仕組みになっています。
(自習型のオンラインコースですので、時間を気にせずいつでも繰り返し練習することができます。)
また、このコースを共同制作したローカライズ専門の翻訳会社、TransLingo社.での翻訳者採用を前提としていますので、受講修了後は、採用トライアルを受けることができます(任意)。
2015年は、このコースを足がかりに仕事の幅が広がるグローバルマーケットに参入しましょう。

「CATツール活用のための翻訳テクニック – 実務トライアルコース」(オンラインコース)
2015年1月開講
【カリキュラム】

<セクション 1 はじめに>
ローカライズの定義・ローカライズの流れ・ローカライズで使用するツール
ローカライズで扱う主な内容 / 理解度チェックテスト(1)

<セクション 2 ローカライズの基本>
翻訳の基本 / 理解度チェックテスト(2)
翻訳の表現 / 理解度チェックテスト(3)
CATツールを使った翻訳の流れ / 理解度チェックテスト(4)

<セクション 3 ローカライズ翻訳の分野>
ソフトウエア翻訳 / 理解度チェックテスト(5)
ドキュメント翻訳 / 理解度チェックテスト(6)
マーケティング翻訳 / 理解度チェックテスト(7)
マーケティング翻訳の訳し方のヒント / 理解度チェックテスト(8)

<セクション 4 翻訳テクニックの詳細 >
文法テクニック / 理解度チェックテスト(9)
英語の訳し方 / 理解度チェックテスト(10) (11)
日本語の用語・表現 / 理解度チェックテスト(12)
修了テスト

【テキスト】
翻訳者オンライントレーニングテキスト(Preziスライド)
* TransLingo社 制作
理解度チェックテスト
* バベル翻訳大学院 制作
※テキストはすべてweb上で閲覧するネット教材。音声や動画はありません。
※この講座はCATツールの操作方法を学ぶものではありません。

【評価方法】
多肢選択問題(自動採点のテスト)により評価。
(1)理解度チェックテスト12回(各回80%以上の正解)*何度でも受験可能。
(2)修了テスト 1回 (70%以上の正解)*3回まで受験可
【コース修了後】
TransLingo社の翻訳者採用トライアルを受けることができる(任意)。

【受講期間・料金】
受講期間:2ヶ月 受講料:30,000円(税込)※入学金不要・教材費込

受講申込フォーム(受講開始は2月中旬を予定)

The Professional Translator 2014年12月25日号 ― 通巻117号より

– 副学長から聞く - 翻訳専門職大学院で翻訳キャリアを創る方法

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海外からも参加できるオンライン説明会

◆ 卒業生のキャリアカウンセリングを担当する副学長が、入学及び学習システムからカリキュラム、各種奨学金制度、修了生の活躍、修了後のフォローアップなどを総合的に説明いたします。

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