NEW! 周回遅れの日本―反グローバリズムと翻訳による安全保障

周回遅れの日本―反グローバリズムと翻訳による安全保障

米国翻訳専門職大学院(USA)副学長 堀田都茂樹

昨年のBrexitに始まり、その半年後の米国大統領選挙のトランプ勝利にあるように、世界の潮流は、人、モノ、金の自由化、移民受け入れ、小さな政府、市場開放、英語化という所謂、グローバリズムにNo!を宣言しているにも拘わらず、いまだにグローバリストの先鋒である米国金融資本に踊らされて、最後尾をのろのろ走っている日本。このままでいけば、英語化2流国家、格差社会、自信喪失社会が目の前に見えてくる。

フランス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ニュージーランドと、右寄り、安全保障重視、反グローバルの政治勢力が政治を、世界の舵を右に切ろうとしているのは皆様も自覚していると思います。

日本はこれまで郵政民営化、司法制度改革、商法改正、農業移民受け入れ、学校の英語教育早期導入、スパーグローバル大学の授業の英語化などなど、米国の金融資本主導の年次改革要望書(1994-2008)を唯々諾々と受け入れ、今まさに米国の、いや、中国の属国への道をかけ落ちているといっても過言でないように思います。

ここで微力ではありますが、翻訳という言語政策に携わるものとして、日本語、翻訳という障壁を大事にして日本を守るという立場でこの流れに歯止めをかけられればと考えます。

この辺の事情は、永井忠孝氏(「英語は害毒」の著者、青山学院大学准教授)に詳しく書かれてあります。https://goo.gl/2XmfnX

今日本が進もうとしている、学校の英語教育早期導入、スパーグローバル大学の授業の英語化、企業の英語公用語化の動きは、明治以来日本をここまでの先進国に一気に進化させてきた翻訳、日本語の重要性を軽視したもので、日本の安全保障を脅かすものであることを改めて自覚したいと考えます。

The Professional Translator 第187号 ALUMNI編集室より

以上

 

– 副学長から聞く - 翻訳専門職大学院で翻訳キャリアを創る方法

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