バベル翻訳専門職大学院(USA)は、2000年にハワイ州で設立された翻訳専門職を養成する大学院です。プログラムはインターネツトを通じて、世界中に配信されています。
~ 既成概念からの脱却、翻訳を科学に ~
翻訳ビジネスの修士号MSTは翻訳ビジネスのMBAです。 MORE>
バベル翻訳専門職大学院(USA)のStrategic Partnersとは、当大学院のミッションに共感いただき、翻訳者の育成、翻訳技術の開発、翻訳ビジネスの質量両面での成長、ひいては翻訳文化の発展を志とするものの集まりです。 >>バベル翻訳専門職大学院(USA)のミッションはこちら
以下がバベル翻訳専門職大学院(USA)のSTRATEGIC PARTNERSです。
会社名 BABEL Corporation
設立 1996年7月
所在地 500 Ala Moana Blvd. Suite 7400 Honolulu, Hawaii 96813 US
代表者 堀田都茂樹(HOTTA Tomoki)
ホノルルオフィス(Administration Office)
500 Ala Moana Blvd. Suite 7400 Honolulu, Hawaii 96813 US
TEL:808-946-3773
何故、バベル翻訳大学院を開校したのか

Chancellor
湯浅 美代子
私どもバベルは、1974年、日本で翻訳の通信教育をスタートしたのが始まりです。その当時、翻訳についての学術的な研究というものはほとんどありませんでしたし、翻訳の技法を学ぶ、といってもそれはほとんどが翻訳者のそれぞれの体験の中で教えられてきた、という状態でした。
そこで私は、一般の多くの人たちに通信教育で学んでいただくということを考えると、誰もがいつでも安定した翻訳をすることができる翻訳の技法、技術が必要だし、また学習の方法についても、できる人とできない人があまりに差ができるのではなく、誰もがいつでも、どこでも学べるような、学びやすい学習の方法も含めて、開発したいと思い研究してきました。
そのなかで、まず、翻訳の世界という月刊誌を発行することにしました。
異文化ビジネスコミュニケーションのプロを養成
政治・経済・文化…すべての人間の活動のグローバル化に伴い、新しいビジネスコミュニケーションのプロフェッショナルが求められています。私は、かねてからその根幹をなす技術こそ「翻訳技術」であることを皆さんに訴えてきました。そして実際の異文化コミュニケーションの場を多くの人が体験することにより、さらにその重要性を多くの方々が認めています。ワールドワイドな規模で、異文化ビジネス・コミュニケーションに携わる優秀な人材を求め、そして育成し、ともに異文化ビジネスコミュニケーションにかかわる事業に携わっていきたいと考えています。
Mission
“Communication is Translation. Translation is Communication.”
Goals
Language, Expert, Cultural, IT & Managerial Competences
Program Outcomes

田坂 広志
(ソフィアバンク代表・
多摩大学大学院教授)
『翻訳で、この日本という国が世界に対して為すべき貢献は』
21世紀、この日本という国が世界に対して為すべき貢献は、何か。それは決して「経済的貢献」や「政治的貢献」だけではありません。何よりも求められているのは「文化的貢献」であることを、我々は知るべきでしょう。なぜなら、歴史的視野で見るならば、いま、世界全体の「知の潮流」は、西洋的な知のパラダイムから東洋的な知のパラダイムへと、螺旋的発展による弁証法的回帰を遂げつつあるからです。特に、東洋の知のパラダイムの中でも、日本的精神は、高度に洗練された禅の思想を始め、自然(じねん)の思想、縁(えにし)の思想など、世界が学ぶべき深みを持ち、その成熟した日本文化は、これから世界に対して大きな影響を与えていくものとなっていきます。すなわち、21世紀は、日本が欧米の文化を輸入し、学ぶ時代から、欧米が日本の文化を輸入し、学ぶ時代になっていきます。
そうした時代に、日英・英日翻訳のプロフェショナルの道を歩まれる皆さんには、単なる「職業的責任」を超え、「歴史的使命」と呼ぶべき役割が与えられています。特に、日英翻訳の世界は、いまだ未踏の荒野であり、あらゆる困難を超え、誰かがこの荒野を切り拓いていかなければなりません。その困難は、単に「日本語を英語に訳す」という技術的困難ではなく、「日本的な精神や文化の神髄を世界に伝えるための新たな言語のスタイルを生み出す」という困難に他なりません。一人の著者として、その格闘を続けながら願うのは、皆さんの中から、そうした荒野に道を切り拓く「多くの同志」が生まれてくることです。それは、困難に満ちた道でありながら、一人の人間が人生を賭するに値する、素晴らしい道であることを信じています。

John H. Peterson
(元カリフォルニア州 教育庁私立高等教育審議局局長)
The Avant-Garde of Translation
The rapid and frequent changes in technology have created many obsolete systems, techniques, and hardware. The benefits of these changes, however, have increased communication among cultures. Unfortunately, they have been temporary due to being primarily motivated by the profit motive.
On the other hand, cultural traditions remain unchanged and it is imperative that they be passed on not only to future generations, but to other cultures, as well.
Babel has had a positive impact on the world of translation and communication in the years past. Based upon their experiences, there is opportunity to take a look back at the field of translation by studying where they have been, where they are now, and where they want to go in the future.
The concept of developing a new major, “Translating Japan,” relating to the culture of Japan should be most stimulating for Babel as well as for educational consumers. Babel has proven to be the avant-garde in the field of translation. This endeavor provides another new horizon that should communicate Japan’s heritage and legacy to the entire world, as well as to 21st century Japanese.
Ralph Waldo Emerson wrote, “thought is the blossom; language the bud; action the fruit behind it.” Babel is taking that action with this new endeavor.
翻訳の国際規格が日本でもスタート!
EU発の翻訳の国際規格、ISO17100が2015年4月に日本でも発行されました。これまでISO(国際標準化機構、本部ジュネーブ)は様々な国際技術規格を世界標準とすべく、規格を策定、世界に普及させようとしてきました。
以下に翻訳関連する規格を列挙しましょう。MORE>