公選された世界最高齢の国家主席、マハティール

米国翻訳専門職大学院(USA)副学長 堀田都茂樹

本年5月、マレーシアで政権交代、マハティール元首相が率いる野党連合が大方の予測に反して総選挙で勝利。

親日家で、「ルック・イースト(日本の経済成長を見習おう)政策」を首相就任中に推し進めた92歳のマハティール・ビン・モハマド氏が5月9日に行われた選挙で勝利し、マレーシア首相に返り咲きました。

中国が南シナ海を埋め立て、軍事基地化をしようと企んでいる今、また、前首相が中国に操られていたことを考えると、反中国路線を鮮明にしているマハティール首相の返り咲きは歓迎すべきことです。

ランドパワーの国、中国がいまやシーパワーになって世界の覇権を、と考えているのでしょうが、なぜ、日本にその危機感を持つものが多くないのでしょうか。中国が南シナ海を占拠してしまえば、石油やその他の資源などを中東から南シナ経由で船で運んでいる日本は、
回り道をしなければならなくなります。国民にのしかかる費用は莫大なものになります

マハティール首相に「立ち上がれ、日本人」(新潮新書)という著書があります。

その著書の中で、マハティール首相は、2002年にマレーシアを訪れた日本の修学旅行生たちに向かって「あなたたちは日本人の勤勉な血が流れているのだから、誇りに思いなさい」と訴え、感激して涙を流した生徒もいたという記述があります。

また、著書には、
「軍国主義はよくないことだが、愛国主義的であることは悪いことではない。愛国主義は国が困難を乗り越える上で助けになる。祖国を守ることと攻撃的な軍国主義は同義語ではない」
「はっきり申し上げれば、いまの日本人に欠けているのは自信と愛国心です。日本が『愛国心』という言葉に過敏になる理由は、私にもわかります。 確かに、過去に犯した多くの過ちを認める用意と意思は持たなければならない。しかし半世紀以上も前の行動に縛られ、恒常的に罪の意識を感じる必要があるのでしょうか」

自虐史観に侵されている日本人の猛省をここで求めたいと考えます。

これからの多難な国家運営に90代の高齢であることを不安視する向きもあるようですが、報道で見る限り、その意欲は100歳をも超えて輝くように確信しました。

日本だけではなく、世界でも人生100年時代というのが現実的になってきたように思います。高齢になっても自分のやりたいことを持ち続け、それに情熱を傾け続けられる強靭な精神力と体力を持ち続けるには、ミッション、というより確固たる使命もつことに尽きると確信します。

使命、すなわち何に命を使うかが定まれば、90歳、100歳を超えてでもはつらつといられることをマハティール首相は教えてくれているように思います。

まだ66歳の私としては、感謝、感謝です!!

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